面白い小説を読むために、実際に私が電子書籍で読み漁ったおすすめ小説をご紹介。
期待して購入したのに「面白くなかった、読んだ時間損したかも」と感じないための人気作品を本音レビュー。
2022年おすすめの面白い小説のあらすじ・見どころを掲載してるので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 面白い小説おすすめランキング
- 1.1 1.竜馬がゆく
- 1.2 2.たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説
- 1.3 3.海賊とよばれた男
- 1.4 4.永遠の0
- 1.5 5.十角館の殺人
- 1.6 6.阪急電車
- 1.7 7.舟を編む
- 1.8 8.Another 2001
- 1.9 9.下町ロケット
- 1.10 10.陸王
- 1.11 11.64(ロクヨン)
- 1.12 12.天地明察
- 1.13 13.下町ロケット ゴースト
- 1.14 14.隠蔽捜査
- 1.15 15.元彼の遺言状
- 1.16 16.慟哭
- 1.17 17.ストロベリーナイト
- 1.18 18.銀河英雄伝説
- 1.19 19.図書館戦争
- 1.20 20.悪の教典
- 1.21 21.新世界より
- 1.22 22.のぼうの城
- 1.23 23.謎解きはディナーのあとで
- 1.24 24.荊の城
- 1.25 25.GOTH
- 1.26 26.ハサミ男
- 1.27 27.クリスマス・プレゼント
- 1.28 28.容疑者Xの献身
- 1.29 29.ポーカー・レッスン
- 1.30 30.教場
- 1.31 31.白夜行
- 1.32 32.完全恋愛
- 1.33 33.獣たちの庭園
- 1.34 34.ジャック・リッチーのあの手この手
- 1.35 35.MISSING
- 1.36 36.行きずりの街
- 1.37 37.medium 霊媒探偵城塚翡翠
- 1.38 38.サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻
- 1.39 39.合唱 岬洋介の帰還
- 1.40 40.甘美なる誘拐
- 1.41 41.蒼海館の殺人
- 1.42 42.葉桜の季節に君を想うということ
- 1.43 43.密室殺人ゲーム王手飛車取り
- 1.44 44.怪物の木こり
- 1.45 45.猫色ケミストリー
- 1.46 46.紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人
- 1.47 47.チーム・バチスタの栄光
- 1.48 48.あやかしの裏通り
- 1.49 49.珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を
- 1.50 50.もういちどベートーヴェン
- 1.51 51.愛おしい骨
- 1.52 52.ラブ・ケミストリー
- 1.53 53.スキン・コレクター
- 1.54 54.インド倶楽部の謎
- 1.55 55.半落ち
- 1.56 56.ルパンの消息
- 1.57 57.悪魔を殺した男
- 1.58 58.アンダードッグス
- 1.59 59.開化鉄道探偵
- 1.60 60.神は銃弾
- 1.61 61.消えた依頼人
- 1.62 62.京の縁結び 縁見屋の娘
- 1.63 63.スモールワールズ
- 1.64 64.蜜蜂と遠雷
- 1.65 65.孤狼の血
- 1.66 66.新宿鮫
- 1.67 67.羊と鋼の森
- 1.68 68.熱帯
- 1.69 69.後巷説百物語
- 1.70 70.平場の月
- 1.71 71.思い出トランプ
- 1.72 72.まほろ駅前多田便利軒
- 1.73 73.真実の10メートル手前
- 1.74 74.何者
- 1.75 75.鉄道員(ぽっぽや)
- 1.76 76.ベルリンは晴れているか
- 1.77 77.対岸の彼女
- 1.78 78.暗幕のゲルニカ
- 1.79 79.恋
- 1.80 80.楽園のカンヴァス
- 1.81 81.空中ブランコ
- 1.82 82.夏姫春秋
- 1.83 83.美しき愚かものたちのタブロー
- 1.84 84.私の男
- 1.85 85.ビタミンF
- 1.86 86.室町無頼
- 1.87 87.流
- 1.88 88.プラナリア
- 1.89 89.ジヴェルニーの食卓
- 1.90 90.昭和の犬
- 1.91 91.恋歌
- 1.92 92.恵比寿屋喜兵衛手控え
- 1.93 93.本屋さんのダイアナ
- 1.94 94.海の見える理髪店
- 1.95 95.月の満ち欠け
- 1.96 96.女刑事音道貴子 凍える牙
- 1.97 97.私に似た人
- 1.98 98.満願
- 1.99 99.星々の舟
- 1.100 100.女たちのジハード
- 2 面白い小説おすすめランキング【まとめ】
- 3 そのほか電子書籍で読める小説おすすめランキング
面白い小説おすすめランキング
31社の電子書籍ストアを使って小説を読んだ経験から、オリジナルランキングを作成しました。
小説のあらすじ+編集部の見どころをレビューしていきます。
1.竜馬がゆく
あらすじ
竜馬は強い――。
幼年時代から、江戸での剣術修業、奥手だった青年時代、人斬り以蔵、桂小五郎との出会いなどを描くシリーズ第1作
編集部の見どころ解説
これを読んで龍馬のファンになった人も多いはず。
2.たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説
あらすじ
昭和24年、ミステリ作家を目指しているカツ丼こと風早勝利は、名古屋市内の新制高校3年生になった。
旧制中学卒業後の、たった一年だけの男女共学の高校生活。
そんな中、顧問の勧めで勝利たち推理小説研究会は、映画研究会と合同で一泊旅行を計画する。
顧問と男女生徒5名で湯谷温泉へ、修学旅行代わりの小旅行だった──。
編集部の見どころ解説
トリックも無理があると言われているが、ミステリーとしてではなく、小説として読んでも非常に面白い。
3.海賊とよばれた男
あらすじ
石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。
「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。
編集部の見どころ解説
4.永遠の0
あらすじ
「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻に志願したのか?
健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。
はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語!
編集部の見どころ解説
5.十角館の殺人
あらすじ
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。
館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。
やがて学生たちを襲う連続殺人。
編集部の見どころ解説
6.阪急電車
あらすじ
隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった……。
片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。
乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。
編集部の見どころ解説
見終わった後も心にポカポカ残り続け、魂を温めてくれるような作品。
7.舟を編む
あらすじ
出版社の営業部員・馬締光也(まじめみつや)は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。
新しい辞書「大渡海(だいとかい)」の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。
編集部の見どころ解説
言葉へのアンテナと探究心、情熱、センス、なるほど、こうして辞書に載る言葉というのは決まっていくのかと思うと辞書の見方も変わりました。
8.Another 2001
あらすじ
<死者>がクラスにまぎれこむ<現象>に備えて、今年は特別な<対策>を講じる想たちだったが、ある出来事をきっかけに歯車が狂いはじめ、ついに惨劇の幕が開きます!
相次ぐ理不尽な「死」の恐怖、そして深まりゆく謎。
<夜見山現象>史上最凶の<災厄>に、想と鳴はどう立ち向かうのか- !
編集部の見どころ解説
9.下町ロケット
あらすじ
研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。
そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。
編集部の見どころ解説
細かな描写があり、じっくり読み進められました。
10.陸王
あらすじ
埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」。
日々、資金操りに頭を抱える四代目社長の宮沢紘一は、会社存続のためにある新規事業を思い立つ。
これまで培った足袋製造の技術を生かして、「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発はできないだろうか?
編集部の見どころ解説
そして、池井戸潤を読んだ方はわかるように必ず、読後、清々しい気持ちにしてくれる。
11.64(ロクヨン)
あらすじ
警察職員二十六万人、それぞれに持ち場がある。
刑事など一握り。
大半は光の当たらない縁の下の仕事。
編集部の見どころ解説
リアルでかつ熱い展開に、どんどん引き込まれて読み進めてしまう作品です。
12.天地明察
あらすじ
徳川四代将軍家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ちあがる。
即ち、日本独自の暦を作り上げること。
当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。
編集部の見どころ解説
映画→原作→映画と見たので、カットされたエピソードと文章じゃ分からない現象とかが補われて色々納得。
13.下町ロケット ゴースト
あらすじ
倒産の危機や幾多の困難を、社長の佃航平や社員たちの、熱き思いと諦めない姿勢で切り抜けてきた大田区の町工場「佃製作所」。
しかし、またしても佃製作所は予期せぬトラブルにより窮地に陥っていく。
いまや佃製作所のシンボルとなったロケットエンジン用バルブシステムの納入先である帝国重工の業績悪化、主要取引先からの非情な通告、そして、番頭・殿村に訪れた危機――。
編集部の見どころ解説
14.隠蔽捜査
あらすじ
竜崎伸也、四十六歳、東大卒。
警察庁長官官房総務課長。
連続殺人事件のマスコミ対策に追われる竜崎は、衝撃の真相に気づいた。
そんな折、竜崎は息子の犯罪行為を知る――。
編集部の見どころ解説
神奈川県警刑事部長編とか続けば良いなと、期待したいです。
15.元彼の遺言状
あらすじ
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残して、大手製薬会社の御曹司・森川栄治が亡くなった。
学生時代に彼と3か月だけ交際していた弁護士の剣持麗子は、犯人候補に名乗り出た栄治の友人の代理人として、森川家の主催する「犯人選考会」に参加することとなった。
数百億円とも言われる財産の分け前を獲得するべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。
編集部の見どころ解説
16.慟哭
あらすじ
痛ましい幼女誘拐事件の続発。
難航する捜査。
その責めを負って冷徹な捜査一課長も窮地に立たされた。
編集部の見どころ解説
17.ストロベリーナイト
あらすじ
溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された!
警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。
捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?
編集部の見どころ解説
18.銀河英雄伝説
あらすじ
“常勝の天才”ラインハルトと、“不敗の魔術師”ヤン・ウェンリー。
ふたりの名将が現れたとき、帝国と同盟の抗争は新たな段階を迎えた。
圧倒的なスケールを誇る宇宙叙事詩、スペースオペラの金字塔。
編集部の見どころ解説
19.図書館戦争
あらすじ
公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。
行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子、笠原郁。
愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが……!?
編集部の見どころ解説
20.悪の教典
あらすじ
英語教師、蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAをも虜にしていた。
しかし彼は、邪魔者は躊躇なく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。
学校という性善説に基づくシステムにサイコパスが紛れこんだとき──。
編集部の見どころ解説
21.新世界より
あらすじ
豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。
周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。
「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。
編集部の見どころ解説
22.のぼうの城
あらすじ
天下統一を目前に控えた豊臣秀吉の命を受け、石田三成は2万の天下群を率い、小田原の支城・忍城を包囲する。
忍城の軍勢はわずか500人、そして城代・成田長親は、領民たちに「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。
従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。
編集部の見どころ解説
23.謎解きはディナーのあとで
あらすじ
「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」
令嬢刑事(デカ)と毒舌執事が難事件に挑戦!
ユーモアたっぷりの本格ミステリ、ここに登場!
編集部の見どころ解説
24.荊の城
あらすじ
19世紀半ばのロンドンで17歳になる孤児スウは、下町の故買屋の家に暮らしていた。
ある冬の晩、彼女のもとに顔見知りの詐欺師がやってくる。
さる貴族の息子というふれこみで、〈紳士〉とあだ名されている、以前スウの掏摸の腕前を借りにきたこともあった男だ。
編集部の見どころ解説
25.GOTH
あらすじ
人間の暗黒部分に惹かれる主人公「僕」と森野夜。
森野の死体を夢見る「僕」は彼女の禁断の過去へ遡る…。
編集部の見どころ解説
26.ハサミ男
あらすじ
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。
3番目の犠牲者を決め綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。
自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。
編集部の見どころ解説
27.クリスマス・プレゼント
あらすじ
スーパーモデルが選んだ究極のストーカー撃退法、オタク少年の逆襲譚、未亡人と詐欺師の騙しあい、釣り好きのエリートの秘密の釣果、有閑マダム相手の精神分析家の野望――。
ディーヴァー・マジックが次々に炸裂するミステリー短篇集。
編集部の見どころ解説
28.容疑者Xの献身
あらすじ
天才数学者だが不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。
彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。
だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。
編集部の見どころ解説
29.ポーカー・レッスン
あらすじ
名探偵リンカーン・ライムに持ち込まれたプロの殺し屋による殺人。
だが、現場には犯人の痕跡が何もない――。
多彩などんでん返しで貴方を驚愕させる16の物語。
編集部の見どころ解説
30.教場
あらすじ
警察学校初任科第九十八期短期過程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極限状態の中、異色の教官・風間公親に導かれ、覚醒してゆく。
必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩、それが警察学校だ。
編集部の見どころ解説
31.白夜行
あらすじ
1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。
容疑者は次々と浮かぶが、事件は迷宮入りする。
伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。
編集部の見どころ解説
32.完全恋愛
あらすじ
第二次大戦末期の福島県の温泉地、少年・本庄究は、この村に暮らしていた画家の娘・小仏朋音に強い恋心を抱く。
やがて終戦となり、この地で駐留軍のアメリカ兵が殺されるという事件が起きる。
しかし現場からは凶器が忽然と消えてしまう。
編集部の見どころ解説
33.獣たちの庭園
あらすじ
1936年、オリンピック開催に沸き立つベルリン。
アメリカ選手団にまぎれてニューヨークの殺し屋が潜入する。
米国海軍情報部からナチス・ドイツ高官暗殺の使命を帯びたその男は、誤って人を殺してしまい、刑事警察から追われる……。
編集部の見どころ解説
34.ジャック・リッチーのあの手この手
あらすじ
〈『このミステリーがすごい!』第1位作家〉の日本オリジナル短篇集。
膨大な未訳から編纂者が精選に精選を重ねた23篇はオール初訳で、ミステリ、SF、幻想、ユーモア、青春物等々、幅広く収録。
編集部の見どころ解説
35.MISSING
あらすじ
彼女と会ったとき、誰かに似ていると思った。
何のことはない。
その顔は、幼い頃の私と同じ顔なのだ――。
編集部の見どころ解説
36.行きずりの街
あらすじ
雅子はわたしのすべてだった。
自分の一生を賭けた恋愛だった――。
教師と教え子という関係にのみ焦点をあて、スキャンダルに仕立て上げられて、わたしは学園と東京から追い払われた。
編集部の見どころ解説
37.medium 霊媒探偵城塚翡翠
あらすじ
推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。
彼女は霊媒として死者の言葉を伝えることができる。
しかしそこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かう。
編集部の見どころ解説
る理論の嵐です。
38.サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻
あらすじ
焼死体が見つかり、被疑者として浮かび上がった被害者の幼馴染がついた嘘を暴く「近くて遠いディスタンス」。
人気俳優の夫を殺害したとして自首してきた有名女優の真実を暴く「名優は誰だ」。
絵麻の同僚の刑事が殺人事件の犯人として疑われる「綺麗な薔薇は棘だらけ」など、全五話。
編集部の見どころ解説
39.合唱 岬洋介の帰還
あらすじ
天才ピアニスト・岬洋介が旧友の危機を救うため、地球の裏側から急遽駆けつける。
そして悪徳弁護士や熱血刑事、死体好きな法医学者たちと相まみえ……。
編集部の見どころ解説
40.甘美なる誘拐
あらすじ
ヤクザの下っ端二人組、真二と悠人。
人使いの荒い上司にこき使われる彼らの冴えない日常は、ある日、他殺体を発見したことで変わり始める。
同じ頃、下町で自動車部品店を経営する植草父娘は、地上げ屋による嫌がらせで廃業に追い込まれかけていた。
編集部の見どころ解説
41.蒼海館の殺人
あらすじ
学校に来なくなった「名探偵」の葛城に会うため、僕はY村の青海館を訪れた。
政治家の父と学者の母、弁護士にモデル。
名士ばかりの葛城の家族に明るく歓待され夜を迎えるが、激しい雨が降り続くなか、連続殺人の幕が上がる。
編集部の見どころ解説
42.葉桜の季節に君を想うということ
あらすじ
かつては探偵事務所で働き、いまは「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る「俺」成瀬将虎。
ある日、久高愛子の祖父の不審死と、高額で布団や健康食品を売りつける蓬莱倶楽部の調査を引き受ける。
そして同日、飛び込み自殺しようとした女・麻宮さくらを助けたことで、運命の歯車が回り始める――。
編集部の見どころ解説
43.密室殺人ゲーム王手飛車取り
あらすじ
“頭狂人”“044APD”“aXe(アクス)”“ザンギャ君”“伴道全教授”。
奇妙なニックネームの5人が、ネット上で殺人推理ゲームの出題をしあう。
ただし、ここで語られる殺人はすべて、出題者の手で実行ずみの現実に起きた殺人なのである…。
編集部の見どころ解説
44.怪物の木こり
あらすじ
サイコパス弁護士 vs. 頭を割って脳を盗む「脳泥棒」、最凶の殺し合い!
すべては26年前、15人以上もの被害者を出した、児童連続誘拐殺人事件に端を発していて……。
自分は怪物なのか? では人とは何か? 善悪がゆらいでいく主人公に「泣ける!」との声もあがったサイコ・スリラー。
編集部の見どころ解説
45.猫色ケミストリー
あらすじ
計算科学専攻の大学院生・明斗は、落雷により、野良猫と同級生の女子院生スバルらとともに意識を失う。
気がつくと明斗の魂はスバルに、スバルの魂は野良猫に入れ替わっていた!
元にもどるため奔走する二人は、猫の餌から、研究室で違法な薬物の合成事件が起きていることに気づく。
編集部の見どころ解説
46.紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人
あらすじ
どんな紙でも見分けられる男・渡部が営む紙鑑定事務所。
ある日そこに「紙鑑定」を「神探偵」と勘違いした女性が、彼氏の浮気調査をしてほしいと訪ねてくる。
手がかりはプラモデルの写真一枚だけ。
編集部の見どころ解説
47.チーム・バチスタの栄光
あらすじ
心臓移植の代替手術“バチスタ”手術専門の天才外科チームで原因不明の連続術中死が発生。
不定愁訴外来の田口医師は、病院長に命じられて内部調査を始めた。
そこへ厚生労働省の変人役人・白鳥圭輔がやってきて……。
編集部の見どころ解説
48.あやかしの裏通り
あらすじ
ロンドンのどこかに、霧の中から不意に現れ、そしてまた忽然と消えてしまう「あやかしの裏通り」があるという。
時空が歪み過去や未来の幻影を目の当たりにし、時にそのまま裏通りに呑み込まれる――単なる噂話ではない。
その晩、オーウェン・バーンズのもとにきた旧友は、まさにたった今、自分はそこから逃げ帰ってきたと主張したのだ!
編集部の見どころ解説
49.珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を
あらすじ
女性バリスタの趣味は――謎解き!
理想の珈琲を追い求める青年が、京都の一角にある珈琲店「タレーラン」で、のっぴきならない状況に巻き込まれて……。
魅惑的な女性バリスタが解き明かす日常の謎の数々。
編集部の見どころ解説
50.もういちどベートーヴェン
あらすじ
法曹界入りした天生高春は、ピアノ経験者だがクラシック音楽を避ける岬洋介とともに、検察庁の実務研修を受けていた。
修習の一環として立ち会った取り調べの場には、絵本作家の夫を刺殺したとして送検されてきた絵本画家の牧部日美子。
日美子は犯行を否認しているが、凶器に付着した指紋という動かぬ証拠が存在する。
編集部の見どころ解説
51.愛おしい骨
あらすじ
十七歳の兄と十五歳の弟。
ふたりは森へ行き、戻ってきたのは兄ひとりだった。
家政婦ハンナに乞われ二十年ぶりに帰郷したオーレンを迎えたのは、過去を再現するかのように、偏執的に保たれた家だった。
編集部の見どころ解説
52.ラブ・ケミストリー
あらすじ
有機化学を専攻する大学院生・藤村桂一郎は、化学化合物の合成ルートを瞬時に見つけることができる理系男子。
しかし研究室の新人秘書に初めて恋をしたとたん、その能力を失ってしまう。
そんな彼のもとに、カロンと名乗る死神が「あなたの望みを叶えてあげる」と突如現われて……。
編集部の見どころ解説
53.スキン・コレクター
あらすじ
ボーン・コレクターの模倣犯か、毒の刺青で被害者を殺す殺人者がNYの地下で犯行を繰り返す。
現場では、科学捜査の天才リンカーン・ライムが解決したボーン・コレクター事件に関する書籍の切れ端が発見された。
殺人者はあの連続殺人犯の手口とライムの捜査術に学び、犯行に及んでいるのか?
編集部の見どころ解説
54.インド倶楽部の謎
あらすじ
生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。
神戸で私的に行われたリーディングセッションに参加した〈インド倶楽部〉のメンバーが相次いで殺される。
前世の記憶を共有するという仲間の予告された死。
編集部の見どころ解説
55.半落ち
あらすじ
現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。
動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの2日間の行動だけは頑として語ろうとしない。
梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは――。
編集部の見どころ解説
56.ルパンの消息
あらすじ
15年前、自殺とされた女性教師の墜落死は実は殺人――。
警視庁に入った一本のタレ込みで事件が息を吹き返す。
時効まで24時間、事件は解明できるのか!?
編集部の見どころ解説
57.悪魔を殺した男
あらすじ
悪魔の象徴「逆さ五芒星」連続殺人事件の犯人はひとり白い密室にいた。
孤独な病棟にたたずむ「悪魔」はなにを黙考するのか?
嫉妬、陰謀、欲望、快楽・・・業に塗れた人間が引き起こす事件は、新たな事件を呼び、世界は騒然とする。
編集部の見どころ解説
58.アンダードッグス
あらすじ
1996年末、元官僚の証券マン・古葉慶太は、顧客の大富豪・マッシモからある計画を託される。
それは、中国返還直前の香港から密かに運び出される国家機密を強奪せよというものだった。
かつて政争に巻き込まれ失脚した古葉は、逆襲の機会とばかりに香港へ飛ぶ。
編集部の見どころ解説
59.開化鉄道探偵
あらすじ
鉄道局技手見習の小野寺乙松は、局長・井上勝の命を受け、元八丁堀同心の草壁賢吾を訪れる。
「京都―大津間で鉄道を建設中だが、その逢坂山トンネルの工事現場で不審な事件が続発している。それを調査する探偵として雇いたい」という井上の依頼を伝え、面談の約束を取りつけるためだった。
編集部の見どころ解説
60.神は銃弾
あらすじ
元妻とその再婚相手をカルト教団〈左手の小径〉に惨殺され、娘を誘拐された刑事ボブ・ハイタワー。
元薬物中毒者の女性ケイス・ハーディンの助けを借りて娘の足跡を追い、教祖サイラスと〈左手の小径〉に復讐を誓う。
愛と憎悪、セックスと暴力、そしてドラックと銃弾。鮮烈な文体で描き出す銃撃と復讐の宴。
編集部の見どころ解説
61.消えた依頼人
あらすじ
四年前、殺人罪に問われた女性の無罪判決を勝ち取り、脚光を浴びた弁護士の大石中也。
医療過誤の裁判で、彼は依頼人である原告・長瀬の尋問に向け、準備を整えていた。
しかし当日、時間になっても長瀬が法廷に現れず、大石は裁判官や相手の弁護士に頭を下げる破目に。
編集部の見どころ解説
62.京の縁結び 縁見屋の娘
あらすじ
働き口や住む場所を紹介する「縁見屋(えんみや)」。
代々から続く“徳を積む”という家訓のもと、通りすがりの修行僧や旅人などあらゆる人の世話を焼いている。
娘のお輪は父と穏やかな日々を過ごしているが「店の娘は代々男児を産まず早死にする」という噂に悩んでいた。
編集部の見どころ解説
63.スモールワールズ
あらすじ
夫婦円満を装う主婦と家庭に恵まれない少年、「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。
初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族、人知れず手紙を交わしつづける男と女。
誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。
編集部の見どころ解説
64.蜜蜂と遠雷
あらすじ
近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。
天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。
その火蓋が切られた。
編集部の見どころ解説
65.孤狼の血
あらすじ
昭和63年広島、所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡。
刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。
強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。
編集部の見どころ解説
66.新宿鮫
あらすじ
「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。
歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。
犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。
編集部の見どころ解説
67.羊と鋼の森
あらすじ
高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。
ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、成長していく青年の姿を、温かく静謐な筆致で綴った物語。
編集部の見どころ解説
68.熱帯
あらすじ
この本に惹かれ、探し求める作家の森見登美彦氏はある日、奇妙な催し「沈黙読書会」でこの本の秘密を知る女性と出会う。
そこで彼女が口にしたセリフ「この本を最後まで読んだ人間はいないんです」、この言葉の真意とは?
編集部の見どころ解説
69.後巷説百物語
あらすじ
文明開化の音がする明治十年。
一等巡査の矢作らは、ある伝説の真偽を確かめるべく隠居老人・一白翁を訪ねた。
翁は静かに、今は亡き者どもの話を語り始める。
編集部の見どころ解説
70.平場の月
あらすじ
朝霞、新座、志木、家庭を持ってもこのへんに住む元女子たち。
元男子の青砥も、このへんで育ち、働き、老いぼれていく連中のひとりである。
心のすき間を埋めるような感情のうねりを、求めあう熱情を、生きる哀しみを、圧倒的な筆致で描く、大人の恋愛小説。
編集部の見どころ解説
71.思い出トランプ
あらすじ
日常生活の中で、誰もがひとつやふたつは持っている弱さや、狡さ、後ろめたさを、人間の愛しさとして捉えた13編。
直木賞受賞作「花の名前」「犬小屋」「かわうそ」を収録。
編集部の見どころ解説
72.まほろ駅前多田便利軒
あらすじ
「ここも一応、東京なんだがな」と言われてしまう“まほろ市”は、東京のはずれの大きな町だ。
まほろ駅前で、ひとり便利屋を営む多田啓介のもとに、高校の同級生・行天春彦が転がりこんだ。
ありふれた依頼なのに、行天が来てからは、やたらきな臭い状況に追い込まれるハメに。
編集部の見どころ解説
73.真実の10メートル手前
あらすじ
高校生の心中事件は二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と呼ばれた。
都留は、フリージャーナリストの太刀洗と合流して取材を開始するが事件の有り様に違和感を覚え始める。
太刀洗はなにを考えているのか?
編集部の見どころ解説
74.何者
あらすじ
就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。
理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。
だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。
編集部の見どころ解説
75.鉄道員(ぽっぽや)
あらすじ
娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた……。
映画化され大ヒットした表題作「鉄道員」はじめ「ラブ・レター」「角筈にて」「うらぼんえ」「オリヲン座からの招待状」など、珠玉の短篇8作品を収録した傑作集。
編集部の見どころ解説
76.ベルリンは晴れているか
あらすじ
ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4ヵ国統治下におかれたベルリン。
ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。
米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、彼の甥に訃報を伝えるべく旅立つ。
編集部の見どころ解説
77.対岸の彼女
あらすじ
いじめで群馬に転校してきた女子高生のアオちんは、ナナコと親友になった。
専業主婦の小夜子はベンチャー企業の女社長・葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始める。
立場が違ってもわかりあえる、どこかにいける、と思っていたのに……
編集部の見どころ解説
78.暗幕のゲルニカ
あらすじ
ニューヨーク国連本部、イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。
MoMAのキュレーター八神瑤子はピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。
故国スペイン内戦下に創造した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。
編集部の見どころ解説
79.恋
あらすじ
連合赤軍が浅間山荘事件を起こし、日本国中を震撼させた一九七二年冬。
学生だった矢野布美子は、大学助教授の片瀬信太郎と妻の雛子の優雅で奔放な魅力に心奪われた。
だが幸福な三角関係も崩壊する時が訪れ、嫉妬と激情の果てに恐るべき事件が!?
編集部の見どころ解説
80.楽園のカンヴァス
あらすじ
ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。
そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。
持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。
編集部の見どころ解説
81.空中ブランコ
あらすじ
伊良部総合病院地下の神経科には、今日もおかしな患者たちが訪れる。
だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が……
この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者を癒す名医なのか!?
編集部の見どころ解説
82.夏姫春秋
あらすじ
直木賞受賞作。
「力」が現世の全てを制していた当時、大国の横車に押し切られる小国鄭に、美しい公女が居た。
編集部の見どころ解説
83.美しき愚かものたちのタブロー
あらすじ
日本に初めて「美術館」という概念をもたらした破天荒な実業家、松方幸次郎。
戦火のフランスで絵画コレクションを守り抜いた孤独な飛行機乗り、日置コウ三郎。
そして、敗戦国・日本にアートとプライドを取り戻した男たち――。
編集部の見どころ解説
84.私の男
あらすじ
突然、孤児となった十歳の私を、二十五歳の淳悟が引き取り、海のみえる小さな街で私たちは親子となった。
物語は、アルバムを逆からめくるように、花の結婚から二人の過去へと遡ってゆく。
空虚を抱え、愛に飢えた親子が冒した禁忌、許されない愛と性の日々を、圧倒的な筆力で描く。
編集部の見どころ解説
85.ビタミンF
あらすじ
一時の輝きを失い、人生の“中途半端”な時期に差し掛かった人たちに贈るエール。
「また、がんばってみるか――」、心の内で、こっそり呟きたくなる短編七編。
編集部の見どころ解説
86.室町無頼
あらすじ
天涯孤独の少年、才蔵は骨皮道賢に見込まれる。
道賢はならず者の頭目でありながら、幕府から市中警護役を任される素性の知れぬ男。
やがて才蔵は、蓮田兵衛に預けられる。
編集部の見どころ解説
87.流
あらすじ
内戦で敗れ、台湾 に渡った不死身の祖父は殺された。
誰に、どんな理由で?
無軌道に過ごす十七歳の葉秋生は、自らのルーツをたどる旅に出る。
編集部の見どころ解説
88.プラナリア
あらすじ
乳ガンの手術以来、25歳の春香は、周囲に気遣われても、ひたすらかったるい自分を持て余し……
〈働かないこと〉をめぐる珠玉の5短篇。
絶大な支持を得る山本文緒の、直木賞受賞作!
編集部の見どころ解説
89.ジヴェルニーの食卓
あらすじ
美の巨匠たちは、何と戦い、何を夢見たのか-。
ドガ、セザンヌ、モネ、マティス。
新時代の美を果敢に切り拓いた偉大なアーティスト四人の愛と友情、そして格闘の日々を色鮮やかに蘇らせる短編集。
編集部の見どころ解説
90.昭和の犬
あらすじ
昭和三十三年滋賀県に生まれた柏木イク。
気難しい父親と、娘が犬に咬まれたのを笑う母親と暮らしたのは、水道も便所もない家。
理不尽な毎日だったけど、傍らには時に猫が、いつも犬が、いてくれた。
編集部の見どころ解説
91.恋歌
あらすじ
樋口一葉の師・中島歌子は、知られざる過去を抱えていた。
幕末の江戸で商家の娘として育った歌子は、一途な恋を成就させ水戸の藩士に嫁ぐ。
しかし、夫は尊王攘夷の急先鋒・天狗党の志士。
編集部の見どころ解説
92.恵比寿屋喜兵衛手控え
あらすじ
江戸の世で、その争いの相談所が恵比寿屋のような公事宿だ。
ある日、若者が恵比寿屋を訪れ、兄が知らぬ男に金を返せと訴えられたと相談した。
喜兵衛は怪しい臭いを感じとる。
編集部の見どころ解説
93.本屋さんのダイアナ
あらすじ
私の名は、大穴(ダイアナ)。
おかしな名前も、キャバクラ勤めの母が染めた金髪も、はしばみ色の瞳も大嫌い。
けれど、小学三年生で出会った彩子がそのすべてを褒めてくれた――。
編集部の見どころ解説
94.海の見える理髪店
あらすじ
主の腕に惚れて、有名俳優や政財界の大物が通いつめたという伝説の理髪店。
僕はある想いを胸に、予約をいれて海辺の店を訪れるが…
人生に訪れる喪失と向き合い、希望を見出す人々を描く全6編。
編集部の見どころ解説
95.月の満ち欠け
あらすじ
あたしは、月のように死んで、生まれ変わる──
目の前にいる、この七歳の娘が、いまは亡き我が子だというのか?
三人の男と一人の少女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく。
編集部の見どころ解説
96.女刑事音道貴子 凍える牙
あらすじ
遺体には獣の咬傷が残されており、警視庁機動捜査隊の音道貴子は相棒の中年デカ・滝沢と捜査にあたる。
やがて、同じ獣による咬殺事件が続発。
この異常な事件を引き起こしている怨念は何なのか?
編集部の見どころ解説
97.私に似た人
あらすじ
小規模なテロが頻発するようになった日本。
実行犯たちは一様に、冷たい社会に抵抗する《レジスタント》と称していた。
テロに走る者、テロリストを追う者mそれぞれの心象と日常のドラマを精巧に描く。
編集部の見どころ解説
98.満願
あらすじ
「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが……。
鮮やかな幕切れに真の動機が浮上する表題作をはじめ、全六篇を収録。
史上初めての三冠を達成したミステリー短篇集の金字塔。
編集部の見どころ解説
99.星々の舟
あらすじ
平凡な家庭像を保ちながらも、突然訪れる残酷な破綻。
性別、世代、価値観のちがう人間同士が、夜空の星々のようにそれぞれ瞬き「家」という舟に乗り、時の海を渡っていく。
愛とは、家族とはなにか。
編集部の見どころ解説
100.女たちのジハード
あらすじ
男性優位社会の中で、踏まれても虐げられても逞しく人生を切り開いていこうとする女たち。
それぞれの選択と闘いを描く痛快長編。
編集部の見どころ解説
面白い小説おすすめランキング【まとめ】
おすすめの面白い小説を半額で読める+Tポイントが貯まる、使えるのは、ブックライブならではの特徴!
面白い小説を購入しなくても、気になる小説を数ページ試し読みできます。
50%OFFクーポン(半額)を利用して、面白い小説をお楽しみください。
そのほか電子書籍で読める小説おすすめランキング
今回はおすすめの面白い小説を本音レビューしました。
当サイトでは以下の条件でも分かりやすくまとめているので、ぜひご覧ください。
電子書籍ストアのおすすめは?
-
電子書籍おすすめランキング【31社比較】
「電子書籍サービスは、どう選べばよい?」 「数が多くて、結局どこが良いのかわからない...」 当サイトでは32社の電子書籍サービスで漫画を読み漁った私が「配信数」「クーポン」「ポイント還元率」3つを徹 ...
続きを見る
本ページの情報は記事更新日時点のものです。最新の配信状況はブックライブ公式HPにてご確認ください。